解像度について
解像度とは?
印刷の際重要なのが、画像データそのものの解像度です。ネットでホームページを閲覧する時のように、ディスプレイのみで画像を使う場合は特に気にする必要はありません。
印刷物程の大きなものになりますと、拡大に耐えられる程の解像度が必要となります。「解像度」とは1インチの長さにどれだけピクセル(ドット、つまり画像を構成する1個1個の画素)が入るかという事で、数値が高い程画像内の色のデータ密度が高い事を表しています。
画像データは、小さな四角い点の集まりで写真などの画像をあらわし、細かい方眼紙のマス目ひとつひとつを様々な色で構成しています。その方眼紙のマス目(=ピクセル)は正方形なので、マス目の大きさが大きければ、カクカクした画像に見え、小さければ小さいほどそれが目立ちません。解像度の低いデータはひとつひとつのマス目が大きいため、拡大するとギザギザに見えやすいという事です。
データご入稿の場合、この解像度は実寸サイズで200~300dpi(※1)程度が望ましいです。画像自体が不鮮明なものの場合(ピントがずれて撮影されている写真データ等)は、解像度が高いデータでも鮮明な印刷が得られませんのでご注意ください。解像度が不明な場合などは、一度データをお送り頂きこちらで検討させて頂きます。
なお、解像度の低いデータをPhotoshop等で画像解像度を上げても、言うなれば元々大きいマス目を引き伸ばして拡大しているだけですので、画像が鮮明になる訳ではございません、ご注意ください。
※1 アイテムによって推奨dpiが異なります。
オリジナルウェア、カンバッチ等の場合、実寸サイズでは
300dpi以上推奨です。
パスデータと画像データの違い